ボーンヘッド bonehead は、マヌケ、とんまなどという意味で、骨だけの頭つまりは脳みそが無い頭という俗語です。

社会のいろいろな場面で使われますし、野球の中でも使われますが、a bonehead play のようにその内容を伴う言葉(名詞)を伴って形容詞として使われていることが多いようです。

 

昨年2016年7月30日のアストロズ対タイガース戦で、アストロズは9回表にタイガースのエースであるバーランダー(Justin Verlander)から2点を奪い2:1と逆転した9回裏に、マウンドに登ったハリス(Will Harris)はツーアウトを取った後、四球と短打2本で追いつかれ、1、3塁となった場面で、打者イグレシアス(Jose Iglesias)をセカンドよりのファーストゴロに打ち取りますが、ベースタッチのまずさでセーフにしてしまい、2:3でさよなら負けしました。

このときハリスは次のように言っています。
"I should've found the bag and then caught the ball," Harris said. "I tried to catch the ball and then find the bag. It was just a bonehead play by me. There's no other way to put it. I screwed up. It was just a bonehead mistake."

「僕はまずベースを確かめてからボールを取るべきだった。」「ボールを取ることを先にしてそれからベースを見つけてしまった、あれはボーンヘッドだった。他のなんでもない。僕は失敗したんだ、ボーンヘッドなミスそのものだった。」

ここでは彼はベースのことを、bag と言っています。ベースをbagということは普通のようです。但し、ホームベースには使いません。

 

Harrisの話にでてくる単語は、日本では中学校で習うものばかりですが、理解するのは結構難しいと

思いませんか。日本では次のような言い回しを使いこなすことが少ないですからね。

put it   言う       screw up   失敗する